音楽の現実…

 土曜は高齢者施設でお誕生日会(ボランティア演奏)翌日はケンハモイベントに参加、初代ケンハモ誕生からもうすぐ”還暦”を迎えるそうで、楽器会社のビジョンやストーリーや、歴史を共有してきました。試行錯誤の末、ようやく試作品完成!しかし、工場で生産すると自分たちが求める音ではなく大量廃棄!!”音にどこまでも拘り続けた男たち”そんなドキュメント映像が広まれば、今や子供の楽器ではない、健康増進としてのケンハモが更に注目を浴びると思いました。

 

 音楽は中学の授業までで終わってる人達が殆どで、いきなり楽譜を渡してすぐ演奏出来る人の方が少ない、楽器演奏に興味はあるけど、楽譜が読めないから…うまく音が出せないから…いきなり合流しても他の皆様にご迷惑をかけてしまうから…。参加を躊躇してしまうし、せっかく興味を持って下さったのに、途中で諦めて辞められてしまう💦普段から音楽に携わっている人からすれば当たり前の簡単な事も世間一般的にはそれは違うのが現実、講師として音楽が併せ持つ本来の楽しさや醍醐味をいかに伝え今後に繋げていくか、ミーティングではそんな話しも出されました。

 

 長々と書いてしまいましたが、何が言いたいか、どんな高価な楽器も持っているだけでは意味がないですし、ある日突然、上手くなるという事もまずないです。私自身も含め、毎日、練習時間を確保出来る方の方が圧倒的に少ないですから、開催時間中にだんだん勘を取り戻してきたと思ったらまた暫く出来なくて…その繰り返しだと思います。

 

 お子様が大きくなり子育ても一段落し、自分の趣味としてまた音楽を再開し、楽しまれている主婦の方々も多くいらっしゃいます。ハモリコはプロの奏者を目指す人達の集まりではありませんから、その日集まれた人達で楽しくアンサンブルが出来ればそれでいいんじゃないでしょうか😁