どこかの妥協点

 今日の打合せ、先輩(入社は後輩)が課長に食ってかかり、「まぁまぁ」と宥めるような一幕も。仕事となると、いつも仲良くとはいかない時もあります。音楽の世界も個々のレベル差が大きく、特に個性やこだわりが出やすい為、お互い考え方の違いから対立なんて話しも耳にします。

 

 今、七夕の一部演奏曲をがっちゃんこ中ですが、「ああでもないこうでもない…」と考え出したらキリがありません。6月は参加出来ず、7月唯一の参加予定⇒急遽お仕事等で欠席、次はもう七夕本番という方も若干名出てくるかもしれませんから、楽譜も早めにお渡ししなければ、皆様の練習も準備も間に合いません。やはりどこかで”妥協点”は必要です。

 

 ハモリコの目的は、立派なコンサートホールを貸切ってコンサートをやる事でも、より良い音楽を追求し続けることではなく、みんなで色々なアンサンブルを楽しむ事、発表ものにおいては、お聴き下さるご年配やお子さまも歌って踊って!?楽しんで頂くとともに、演奏する私達も一緒になって楽しむ事です。

 

 私自身も平日ですが掛け持ちしてますし、他でもアンサンブルやご自身でも演奏活動されている方、これまでも数多くの団体や教室で活動されていた方も多くいらっしゃいます。上記、活動の目的の他、開催日時、メンバー、楽器・パートの固定、指導者の有無、連絡・確認の体制や楽譜の取扱い、会費等々、このハモリコは運営面においてもかなり特殊な為、そもそも比較対象が異なります。

 

 色々と制約が多い中での毎回の開催ですから、他の団体では普通に出来ても、ハモリコでは出来ないなんて事もあります。音楽経験が豊富な皆様につきましては、また別の視点で『こういう音楽の楽しみ方もあるんだなぁ』と、普段出来ないような事が楽しめる場だ!ぐらいの気持ちで、今後もお越し頂けたらと思います。